人間が花粉やハウスダストなど、様々なアレルギーに悩むように、犬にもアレルギーは存在します。アレルギーの原因は、ノミ、ダニ、花粉、カビ、ホコリ、そして毎日与えているドッグフードに含まれる材料や添加物などが考えられます。

アレルギー対策で重要なのは、飼い主がアレルギーの起きない環境を整えて、体質に合ったドッグフードを与えることです。そのためには、アレルギーを引き起こす原因物質を突き止める必要があります。

この記事では、犬のアレルギー対策に悩む方々のために、アレルゲン物質の見分け方や、ドッグフードを選ぶ際のポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

食べ物や環境以外に、ストレスもアレルギーの原因の一つと考えられています。ただし、さまざまな要因が複雑に絡み合っているため、原因を特定しきれないこともあります。

犬が反応しやすいアレルゲンを知っていれば、原因の特定や掃除、ドッグフードの見直しだけでも、ある程度の対策が可能です。

◆ノミやハウスダスト

皮膚炎の症状が出ている場合は、ノミやホコリ、カビなどが原因となっているケースが多いです。犬の過ごすエリアは常に清潔を保ち、予防薬やブラッシング、定期的なシャンプーを行いましょう。

◆ドッグフード

原因となるアレルゲンは、主にたんぱく質、穀物、添加物です。具体的には、牛肉や鶏肉、ラムなどの肉類、卵・牛乳・大豆、トウモロコシや小麦、保存料や着色料などです。

原因が特定されたら、そのアレルゲンを含まないフードに切り替えることが大切です。